かぴです。
うまさんと喧嘩しました。きっかけは、うまさんが我が子の歯みがきをやったあと、すぐに片付けず歯ブラシを我が子の手が届く机の上に放置したことを私が指摘したことからです。
うま「『歯磨きやって』と言うから、歯みがきだけやればいいのかと思った。」
かぴ「いや、放置したら危ないでしょ。普段ペンが置いてあるだけで私に注意するくらい気を遣っているじゃん。」
というところから始まり…
か「…その言い方は、歯ブラシは私が片付ける、という認識でいたということだよね。」
う「そうですね。頼むときにやってほしいことの説明が足りなかった。お互い気を付けよう。」
か「歯磨きやってあげて、とか、(育児の)やってほしいことをお願いするの、いつも私じゃないか。うまさんはお願いすることがないじゃないか。」
う「それはかぴさんがいつも大変そうだからだよ。お願いしていいならガンガンするよ。(イラつき気味)」
か「……(『大変そう』なのに、ガンガンお願いするとは一体!?)」
う「不満なの?でも仕方ないじゃん。」
か「…いいよそれで。私もどんどんお願いするから。」
う「もうこの話終わりにしよう‼喧嘩になるから。」
という具合です。どこで挟んだか忘れましたが、「(育児関連でやらなければならないことについて)私ばかり頼んでて、こっち(かぴ)が主導で、うまさんがサブみたいになってるじゃん。」「育休で長く一緒にやってきたのに、今更全部説明しなきゃいけないなんて…。」なんてことも言いました。多分、ここらへんもうまさんがカチンときたポイントだと思います。
しまったな、と思ったことは、全部私任せ、みたいな言い方をしてしまったところです。振り返れば、うまさんだって色々やってくれています。我が子をお風呂に率先して入れてくれたり、体が空いていればミルクは快くあげてくれたり、哺乳瓶を積極的に洗ってくれたり、予防接種や健康相談のスケジュールを組んでくれたり、育児情報を見つけて回してくれたり…。育児ではないですが家事でも、洗濯や風呂洗い、ごみ捨て、最近はシンクの片付けを率先してやってくれるなど。本当に感謝していることもたくさんあります。実際に感謝を述べると「え、普通のことだよ」と笑顔でサラリと言ってくれるところも素敵なところです。
しかし一方で、”毎日のことで、両親ともサボり続けたら子の健康を害する”ようなことについては、もう少し積極的に関わってきてほしい、と思ってしまいます。こういうことは、毎日複数回欠かさずやらなければならないことが多いです。具体的には、離乳食の準備と食事補助、おむつ替え、歯磨きなどです。私が料理などの家事で忙しかったり自分の食事を後回しにしたりしていても、ミルクなどと違い「俺がやるよ」という言葉もなく私が「やってほしい」と頼まないとやらないし、頼んでも「(自分の用事、または家事)をやらなきゃいけなくて…」と言って断ることも多いです。また、了承してやってくれても不満が言動や態度に出ることもあります。例えば、今日は歯磨きをやってはくれましたが、「これで歯磨き嫌いになっても苦情は受け付けません」とわざわざ言いました。別の日には、頑張って作った離乳食を食べさせるのをお願いしたら、スプーンや子の口からボタボタと大量にこぼしながらあげていたこともあります。このようなことから、「口ではやりたくないわけではない、と言っているけれど、本当はやりたくなくて仕方ないのでは?」「かぴがやって当たり前、と思っているのでは?」と感じてしまう瞬間があります。
私は育児のことは「2人で協力してやらなければならないこと」「苦手だから、とか言っていられないこと」という認識でいます。ただし、相手が仕事で忙しく自分は家にいる、という状態だったら、自分ができるだけ家事育児を巻き取るのは当然と思っています。実際、うまさんが会社に行っているときはそう思って、うまさんに家事育児の負担が行かないように頑張ってきました。しかし、我が家の現状は、私は育休中ですがうまさんも「休業中」です。副業の準備中とはいえ仕事はせず家にいるので、毎日絶対やれとは言わないから、パソコン作業中はなるべく私が子守りをするように気を遣っているから、”毎日のことで、両親ともサボり続けたら子の健康を害する”ことについてはもっとグイグイ協力しにきてほしい!と思ってしまいます。「今回はお願い、次回はやるから。」「これは自分がやるね!代わりにこれはお願いね。」などの対応だったら良いけれど……。もしも本当に「自分はやりたくない、あなたがやるのが当たり前。」と思っているのであれば…週1回の作業とかなら良いんですけれど、毎日数回欠かさずやらなくてはならないことでこれをやられてしまうのは、とてもしんどいです。
この記事を読まれた方から「”育休中”であるなら、子どもの世話はあなたがすべてやって当然!」というご意見も飛んできそうですが、それならば、「”育休中”であって”家事休中”ではないのだから、育児に関係のない”夫の世話”はしなくてもいい。」ということになりますよね。でもそれをやったら、夫婦仲は冷え込む一方なわけで…。そんな冷戦状態は私は望んでいないし、うまさんも望んでいないはずです。
喧嘩後、うまさんがシンクの片付けをやってくれている間に、私は我が子の寝かしつけをしました。寝かしつけから戻ったところで、うまさんが「さっきは変なことを言ってごめんね」と謝ってきました。私も「こちらこそごめんね」と謝りました。シンクの片付けをやっている間に色々考えたのでしょう。
私も寝かしつけをしながらグルグル考えていました。私にも足りないところは多いと思います。私も振り返れば、彼が率先してやってくれている家事などには、私もたまに「手伝う?」と聞くことはありますが、特に手を出そうとはしていません。頼まれればやるようにはしていますが、忙しさやストレスから、忘れてしまったり不満が態度に出てしまったりすることがあります。アニメ鬼滅の刃で胡蝶しのぶというキャラクターが「感情を制御できない者は未熟者」と言っていましたが、その通りだと思います。私は未熟者なのです。
私から見たうまさんへの不満点は、実は私もやっていることなのでは、と思いました。
ならば、原因は自分にある、ということですので、「他人のふり見てわがふり直せ」と言いますか。自分の行動を今一度冷静になって振り返り、うまさんへの見方・考え方も変えていかなければと思いました。あと、やってみようと思ったことが、「本当に分からない可能性もゼロではないから、ならば一から十までなるべく全部説明しながら頼んでいこう。」です。
夕方に、外出で疲れてしまったのと子どもを連れて出かけるときに持って行ったリュックの中身を早めに整理してしまいたかったのがあって、うまさんに離乳食をあげるのをお願いしましたが、酒が入っているのを理由に断られました。その時「リュックの整理はやるよ」と言ってくれていましたが、まだやっていませんでしたので、改めて、リュックの整理についてやることをなるべく細かく説明しながらお願いしました。彼は、明日忘れずやる、と机の上にリュックを置いて寝に行きました。
「ごめん」と謝ったあとで、こういう頼み方をされたら、もしかしたら不快な気持ちにさせてしまったかもしれません。でも今までだって「説明不足」で揉めたことが何度もあるわけですから、仕方がありません。「言わなくても分かるはずという無意識の認識を捨てて、やることすべてを説明する」って、1年以上一緒にやってきた油断で家庭では疎かにしてしまいましたが、仕事ではかなり気を付けていたことではあります。うまさんに限らず誰であれ、人に何かを頼むときは、説明不足にならないよう「より具体的な説明」を心がけていこうと思います。
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