かぴです。
私は歴史が好きです。特に、教科書には載っていない裏側の話とか大好物です。語れと言われればいくつか引き出しは持っているのですが、さて果たしてそれをブログに載せていっても良いものか?というのは悩みどころです。
というのも、根拠になる資料を貼り付けようとするとどこかのページにあるものになるわけですが、公式ではないページに載っていることも多く、突っ込まれれば本当であるという証明が難しいです。
しかしながら、歴史は、真実であるという裏付けを取るのは非常に難しいことが多いんですよね。
例えば、「卑弥呼は実在したか」というテーマがあるとします。「卑弥呼」は中国の「魏志倭人伝」という史料の中で「邪馬台国という国に女王がいて、名前を卑弥呼と言ったよ。王様に気に入られて金印と鏡を送られたよ。」「卑弥呼が死んだあとは、大きい墓が作られたよ」などの記録から伺えるのですが、「誰にも会わずに引きこもってたよ。会えるのは弟だけだよ」とも書いてあります。つまり、魏志倭人伝を書いた人も、王も、中国側の人は誰も直接「卑弥呼」に会っておらず、使者などから伝え聞くのみなのです。日本でも卑弥呼がいたという証拠は残っておらず、日本最古の古墳と呼ばれる箸墓古墳が卑弥呼の墓ではないか?という疑惑があり近年調査が始まったようですが、まだ分かりません。
さて、「卑弥呼は実在したか」というテーマについて、皆さんはどう思われるでしょうか。
もう一度言いますが、このように、歴史は、真実であるという裏付けを取るのが非常に難しいのです。歴史の教科書などに書いてある歴史は、学者の人たちがたくさんの史料から読み取り、できるだけ証拠をかき集め、考察した結果の集合体にすぎません。しかし史料自体が後世の人たちの想像が入っていることがままあるし、そうなるともう真実がどう、というのは難しくなります。
エピソードは好きなんだけど、ブログで紹介したいけど、どうしようかな?と思うのはここにあります。どうせ趣味のブログなので、開き直れればいいのかもしれませんけれどね。
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