かんぽの養老保険を解約完了!

やってみたレポート
MUFG つみたて投資シミュレーションより

かぴです。

私には、今から7年前に友人のお付き合いで入った、かんぽの養老保険がありました。それの解約に行ったので、解約に至った経緯と、様子をお伝えしようと思います。

養老保険、解約してみた。

養老保険とは?どんな契約内容だったのか?

養老保険とは、死亡保障と貯蓄の両面が備わった、一定期間のみ利く保険のことを言います。

私が入っていた養老保険の契約内容は、次の通り。

死亡時2,000,000円
満期保険金2,000,000円
保証期間15年(うち払込10年)
月掛金約18,800円
入院・手術など条件により保障

今まで、流産・帝王切開・コロナ感染で保険金を請求して出してもらったことがあります。

なぜ解約することにしたのか?

只今我が家では家計見直しが進んでいて、保険も見直しているのですが…「この保険、無くても良くない?」という話になりました。

というのも、今保険を解約して、NISAで運用した場合(※MUFG つみたて投資シミュレーションによる)と比べると…

NISAにて全世界株(年利5%)で運用した場合養老保険を続ける場合
解約返戻金約1,370,000円(一括投資に回す)0円
今後3年間(払込終了までの期間)で支払う金額月18,800円(養老と同じ積立をする)月18,800円
3年後(払込終了時)までに支払う総額2,018,000円
3年後(満期後)に手元に残る金額3,122,823円2,000,000円
 ちなみに「年利5%」は、低く見積もってこの数字になるといわれています。
MUFG つみたて投資シミュレーション より参照

なんと、112万円もの差になることが判明!病気して医療保険金もらってたって、なかなかこんな額にはなりません。

 医療保険は、もし高額医療になっても「高額療養費制度」があるし、112万円内で済む可能性は十分に高いので不要。生命保険は、かんぽ以外に安い掛け捨てでもっと高い金額を保障してくれるものに既に入っているのでバッチリなんです。

 以上のことから、今まで支払った金額・もらった金額から計算すると10万円程損することにはなってしまうのですが、今解約して即NISAに突っ込んだ方が自由の利く”備え”ができる!ということで、一昨日郵便局へ解約しに行きました。

解約の様子

受付で「解約をしたい」と申し出ると、相談窓口に通されました。

そこで「なぜ解約したいと考えたのか」を聞かれましたので、正直に「NISAで備えることにした」と話しました。「他に保険には入っているのか」等聞かれ、これも正直に答えたところ、局員の方は一旦奥に引っ込みました。また戻ってきたと思ったら、そこからは怒涛の「引き留め」です。

「ご提案なんですが、月々のご負担を半額にするのはいかがでしょうか?保険料も半額になってしまいますが、NISAに資金を回す余裕は出ると思います。」
「医療保険に入っていらっしゃらなければ、今後どんなことがあるかも分かりませんし、細々とでも備えておくことをお勧めします。」
「今はまだ体に何もなくても、今後様々な不自由が出てくると、また保険に入りたいと思っても入れなくなる可能性が出てきます。」

等々…。

たくさん喋るので一通り聞きましたが、その後きっぱり「でも決めたことなので。」と断りました。
「もう一度時間をかけてお考えになった方が…」とまだ食い下がられましたが、「もう1か月以上考え抜いているので、これ以上はご勘弁を。」と言ったら苦笑いで「分かりました。それでは、手続きを進めますね。」と、手続きを始めてくれました。

手続きで奥の方に居るところで、話しかけてきた同僚と話しているのが少し聞こえましたが、どうやら私がなぜ解約と言っているのか、を話しているようでした。別に悪口は言っていないようでしたが、何とも複雑な表情で通じ合ってました。

おまけ

手続きが終了したあと、担当してくれた局員さんに聞かれました。

局「NISAはもう始めてらっしゃるんですか?」
か「はい。もう3年前から…。」
局「3年!そうですか、(ここからこっそりモード)どこですか?野村證券?(郵便局なのになぜ野村を出した)
か「(つられてこっそり)いえ、SBIです。ネット証券。
局「はぁー!ネットですか!株式はだいぶ調子が良いと聞きますが、利益は出ていますか?
か「まぁ、そうですね。
局「そうなんですか~…ちなみに、どこの株が良いんですか?日本株?
か「あ、私は米国株と世界株に入れてまして…
局「海外ですか。やっぱり米国は良いんですね~!

郵便局員さん、NISAが気になっていつつもまだ始めてないと見た。郵便局もNISA扱っているので、勧める立場であるはずだけれど(^^;)

最後に「医療保険にはどこかで絶対に入ることをお勧めします!」と言われて別れました。

無事、解約終了

 解約が終わって外に出たところで、「あぁ、解約してしまった…」と、なんだか複雑な気持ちになりました。もう7年やってましたからね。かんぽには、他から保険勧誘を受けた際の盾にもなってもらっていたし、実際保険金も出してもらったしでお世話になりました。

でも、元々「本当に入り続けていていいんだろうか」と少しばかり悩んでいたことも事実です。多分後悔はしないんだろうなと思います。

さて、これからやるべきは、解約返戻金をNISAに突っ込む作業。既に今日入金されているのを確認できたので、明日以降、どこかでその作業をしたいと思います。

養老保険や終身保険にご加入の皆様、NISAなどの投資信託を始めることをお考えなら、一度保険を見直してみることをお勧めします。

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