将来かかるお金の試算

かぴです。

「子どもが無事生まれたら…」を、よくうまさんと話し合っています。絶対考えなきゃいけない大事な話の1つが、「お金のこと」。我が家は、お金のことを何も考えなくても良いってほど豊かでもないので、どうしたって将来の経済状況を考えなければなりません。前から「考えなきゃねー」と言っていたのですが、この度重い腰を上げて計算してみました。

ザックリ計算ですし、穴だらけだろうし、何よりちょっと恥ずかしいですが、似たような夫婦のご参考になればと思うので公開します。

来年の家計資産

ざっくり計算!こうなりました。

項目(R5年版)支出収入
2人暮らしの生活費(R4年の家計参考)2,300,000円
出産入院費用530,000円
育児グッズ(たまひよ参考)126,000円
おむつ(たまひよ参考)60,000円
ミルク代(たまひよ参考)3,350円
内祝い・お宮参り(たまひよ参考)115,000円
児童手当(15,000円×12か月)10,500円
出産育児一時金470,000円
飲食費(R4は1人1000円の外食費を週1を程加算。ほぼなくなる)96,000円
趣味(R4は温泉、旅行が趣味費として加算。1年はできなくなる)130,400円
かぴの育児休業給付金(参考:育児休業給付金シュミレーター(※年収600万程)2,035,800円
うまの育児休業給付金(参考:育児休業給付金シュミレーター(※年収400万程)1,825,200円
合計3,134,350円4,567,900円
かぴうまは、それぞれ1年間の産前産後休暇・育児休暇を取得するつもりでいます。

見る人が見れば、「あれが入ってない!」「これはどうなってる!」等あると思います。雑誌やネットの情報を参考にして作ったので、教えていただけると嬉しいです。きっと出産祝いなどもらえるだろうと思いますが、確実ではないので省いています。

本当にざっくりですが、計算してみたらとりあえず、突発的な出費があっても100万までは対応できそうなことが分かりました。でも、将来の学費のために蓄えたいので、できる限りここには手をつけないでいたいものです。

子どもの将来のために貯めるお金について…かぴうまの今後の金策。

たまひよには、「教育費は、小学校から大学まで最低でも714万円」とあります。学校を公立にするか私立にするかでも大幅に変わってきますが、そこは省略します。特にお金がかかるのは大学4年間。私立大学に通わせるとなれば、500万~1000万円はかかってきます。

たまひよには、「目標は、大学入学までに子ども1人につき500万円!」として、貯めるためのモデルケースも紹介されています。細かい金額は省きますが、「児童手当を貯める」+「学資保険で積立」+「給与から積立貯蓄」となっています。

かぴとしては、「児童手当を貯める」はそうしたいですが、「学資保険」と「積立貯蓄」は一考の余地ありと考えています。

まず「学資保険」ですが、「貯蓄型」ならば「お金を貯める」という目的はおおむね果たすでしょう。しかし「保険料よりも上回った金額を受け取りたい」が目的ならば、ちょっと物足りないと感じますし、満期時にインフレが重なれば保険料を下回る可能性もあります。「保障型」は万が一の時に出してもらえますが、満期時にどうしても保険料よりも下回った金額になりますし、それなら、普通に貯金ながら掛け捨ての安い保険に入ってもあまり変わりはない、それどころか保障も重視するならば掛け捨ての方が手厚いのでは?と思います。

「積立貯蓄」は、何もしないよりはいいですが、今は銀行が超低金利ですからまず「増やす」ことに望みはありません。今みたいに、物価高が起きていれば相対的にお金の価値が低くなって…なんてことにもなります。

かぴが考えているのは、「学資保険」「積立貯蓄」の代わりに、「つみたてNISA」と「ジュニアNISA」を併用することです。

つみたてNISAで年間40万円×20年、ジュニアNISAは2023年末に廃止なので80万円×1年だけ、全世界株インデックスファンドやSP500などに突っ込んで運用します。20年近く運用すれば5%ほどの運用益が見込めますから、18年後の試算だと、この2つのNISAでざっくり1300万円程度貯まる見通しです。つみたてNISAは今はかぴだけやってますが、うまさんも始めてくれれば、これにさらに1000万円程度追加で、2,300万円です。これだけあれば、私立医学部へ行くなどなければ、まず大学の教育費でお金に困ることはないでしょう。

ただし、よく言われるのは、NISAも投資ですから、元本割れのリスクがあること。今までの歴史からみれば、ちゃんとしたインデックスファンドで長期運用すると元本割れリスクはかなり低くなりますが、0ではないです。それがどうしても嫌な人は、この方法は向いていないでしょう。

しかしながら、学資保険だって元本割れリスクがあるし、銀行への積立貯蓄だって物価高に伴うリスクがあります。どうあがいても、それぞれにリスクが伴うのでは?と思っています。

あと、大事だなと思うのは…「支出を減らすこと」

5,000円収入を増やすより、5,000円収入を減らす方が、簡単で同じ効果が得られますからね。

かぴうま家では、家賃や食べ物など、共有するものは「共有口座」にお金を入れてそこから出していますが、自分だけが使うものは、自分の財布から購入しています。自分の財布の支出内訳を計算したのは結構昔ですから、また今の支出内訳を計算し直して、無駄な支出を減らして、できる限り共有口座に入れるようにする必要があります。

無い袖は振れない。だから、振る羽目になる前に袖を長くしとかなきゃ。

この計算をしたあと、うまさんは「もっと自分に収入があれば…」と漏らしていました。うまさんは特に外食や旅行などが好きなのでそこを削らなくてはならないのが辛いし、比較対象が自分より年収の高いかぴで、元々年収コンプレックスがあったようなので、そういう気持ちになってしまったようです。

今は子育てのことばかり考えしまいますが、老後資金だって貯めねばなりませんし、両親の介護が必要となればまたお金がかかるし、家や車など、どうしたってドカンとお金が吹っ飛ぶイベントがこの先何度もあるでしょうし、社会情勢、年金etc…など考えると、もっともっと途方もないお金が掛かるんですよね。だから、資金繰りは一生涯に渡って考えねばならないことでしょう。

FAT FIREでもできるくらい貯められればそういう心配はなくなるんですが、かぴもうまさんも、それぞれ給与をもらっている身分なので、今のところそこに到達できる気配がありません(^^;)

今できることは、その時ベストと思える金策を講じながら、細々と袖を長くしておくこと、くらいですね。

お金って、大事です。

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