嫌な気持ちになったあとの対処法

うまです。

お世話になっている鍼灸の先生に、施術中に先日のブログで書いたことをぶちまけてみました。そうしたら、私も初めて知ったことや対処法等教えていただけました。「案外、嫌なことを長く引きずってしまう人は多い」とも教えていただきました。ここで、鍼灸師の先生から教えてもらった対処法と、自分の身の回りの人たちが効果ありと教えてくれた対処法をお伝えします。

私と同じように、意図せず嫌なものを見てしまったり、嫌な気持ちになったりしてしまったあと引きずって苦しんでいる方の参考になればと思います。

嫌な気持ちになってしまったら…

原因のものからできるだけ早く離れて、近づかない

当たり前のことですが、基本だそうです。逃げられるならすぐに逃げましょう。

例えば、私のように雑誌で嫌なものを見てしまったら、それをすぐにしまう。そしてその場からすぐ離れて、おにぎりの棚にでも行く。

深追いしない

(これは私の悪い癖ですが)「本当にそうなっていたかな」「気のせいかも…」と思い、もう一度見てみたくなることがあります。でもそれはNG。さらに自分を傷つけることになります。

環境を変える(隣の部屋に行くだけでもOK)

嫌な思いをしたままじっとしていると、悶々と考えてしまう。だから、嫌な思いを抱えてそれまで居た部屋を出て、環境を変える。外が難しいなら、隣の部屋に行くだけでも良いそうです。

できれば寒い場所に行く

②に加えて、「できれば寒いところに行ってください」と言われました。理由は聞きそびれてしまいましたが、クールダウンということなのでしょう。

あえて「普通」に過ごす。

嫌な気持ちになると、何もしたくなくなってしまうことも多いですが、そこであえて「普通に装う」ことも大切なんだそうです。コンビニに行ったり、人と話したり。

「案外、みんなそれぞれ嫌なことを抱えていると思うんだけど、そうやってやり過ごしている人が多いと思うよ。あえて普通に過ごしてるから、「普通」に見えるんだよ」とかぴさんから言われて目から鱗でした。

フラッシュバックしてしまったら、深呼吸をする

人は緊張すると、呼吸が浅くなるそうです。嫌なことを考えてしまうときって、まさしく緊張しているときですよね。だから、そこであえて深呼吸をすることで、気分を少し落ち着かせて、体に深い呼吸を思い出させることができるのだそうです。

お香をたく

落ち着く香りのお香も良いと言われました。アロマとは少し違うと思いますが、アロマテラピーもありますから、香りの効果は高いんでしょうね。

人から聞いて、実践して良かったこと

ここからは、かぴさんや親など、周囲の人が実践していたり、自分がやって効果があると思ったものを紹介します。

「今日の晩御飯/週末は何を食べようか」と考える

晩御飯は1日を締めくくる楽しみですよね。その晩御飯をどうするかを考えると、いろんなことを考えなければなりません。

例えば、今晩はハンバーグにしようと思ったら、ひき肉から作るかスーパーの既製品にするか、ハンバーグは「ソース」で食べるか「和風おろし」で食べるか、作るための材料は冷蔵庫に残ってたか、何が足りないものは買い物に行かねば、買い物はスーパーかコンビニか、他に買うべきものはないか、等々…

思考が忙しくなって考える余地がなくなるし、御飯のことだから楽しいことを考えられて一石二鳥ですね。

散歩に行く

これは科学的根拠がある実践です。散歩で太陽の下(雨天の場合はそれもOK)、テンポよく歩くことは、呼吸を整え、血流を良くして、気持ちを上向きにするそうです。

実際、テンポよく歩いているときに、暗いことって考えられません。

カラオケに行く

これも科学的根拠がある実践です。理由は②と同じ。例えばワンピースOPの「ウィーアー!」とか歌いながら、暗いことを考えるってめちゃくちゃ難しいです。歌い切った後は、もっと他の明るい歌を歌いたくなったり、アップテンポの曲を聴きたくなったりしますよね。

人に気持ちを話す

これはネット検索したら賛否両論あった方法ですが、私の場合は効果があったので紹介します。

親やパートナー、友達など、自分を受け入れてくれる人に、どんな嫌なことがあって、どんな気持ちになったのかを話してしまいます。

話して、相手が自分の思いを共有してくれたら、それで自分が抱えていたものが軽くなり、昇華されていくような感覚になって楽になります。最終的に、どうでもよくなることもあります。

私は効果がありましたが、ネット上でこれは「記憶に繰り返し刻み込む行為」という情報も見られました。一方吐き出すのが正解というものもあったり。結論、これは人によるのだろうと思います。

お笑い番組やギャグアニメ等を見て、思いっきり笑う

これも科学的根拠がある話です。例え悲しいときも、無理やりでも笑顔を作ると、脳は「悲しくない、楽しい」と騙されてくれて、気持ちが軽くなっていくんだそうです。ついでに、笑う行為は免疫力も上げてくれる。

つまり、好きなお笑い芸人のコントやツッコミどころ満載のアニメ等を見て、ひたすら笑うことは心にも健康にも非常に良いそうです。

親しい人とハグ

これも科学的根拠ありです。親や子ども、パートナーなど、自分が心を開いている人とギューッとハグをする。すると、脳内から快楽物質であるドーパミン(スポーツなどでも出る気分爽快になる物質)と、幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンが分泌されて、リラックスできます。

長いハグをしたら、やめた後もしばらく大丈夫です。おそらく、最強の方法でしょう。

あえて忙しくする

暇なときほど、人は余計なことを考え出します。だから、出かける予定をあえて入れたり、旅行の計画を立てたり、仕事を先回りしてやるなど、あえて忙しくしてしまうと、気が紛れます。

でも、これはやりすぎると今度は体が辛くなってしまいそうですね。

不快になるコンテンツを掲載した人物に対し、徹底抗戦の心構えをとる

この思考が「当たり前」になって行き過ぎた行動をとってしまうとそれもどうかとは思いますが、とりあえず自分の心を守るには有効と思います。

例えば、ネットで嫌な思いをしたら「面白半分に載せるヤツが異常、どうしてそんなヤツに自分が怖がらせられねばならないのだ、許さん」とか、雑誌で嫌な思いをしたら「この雑誌の編集者、どういう意図でこれを掲載したのだ、どう考えても不快でしかないだろ許さん」とか。

心を守るには、そう思うだけで十分です。

他にもあるでしょうけれど…「いかに気分転換をうまくやるか」に尽きる

とりあえず、今のところ思いつくものは出し尽くしたので、紹介はここまでにします。

まとめると、「気分を転換するしかない」に行きつくのかなと思います。

嫌な気持ちになってしまった過去は変えられないから、せめて、その後の未来を少しでも上向きにするしかないんですよね。

理想は「そんなことあったっけ?」「それが何か?」と、きれいさっぱり忘れたり、乗り越えられるのが一番ですが、そこに到達するには残念ながら長い時間が必要です。

しかし、今回紹介したことを実践していくうちに、その「長い時間」も、案外あっという間になるのではないかと思います。

私も、頑張ります。

もしよろしければ、「こうやると良かった」と、方策をコメントにて教えていただけると幸いです。

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